KLにもEscape Petaling Jayaがありますが、こちらはアスレチックに加えて世界最長のギネス記録をもつウォータースライダーのあるプールがあると聞いて訪問してきました。
ただ、行く前に子供の年齢と身長でどのアトラクションやスライダーが楽しめるのか、そもそもどんな施設があって何を準備をしていければよいのか、そのほか何か気を付けた方がよいことはあるか、などの情報が日本語で少なかったので現地の情報をレポートしたいと思います!
これからペナン島に旅行予定の方、マレーシアで子供をどこに連れていってあげようかなと考えている方、現地情報少なくて不安な方、に是非読んで頂ければと思います。
Escape Penangってなんだ?
まず最初にEscape Penangってなんだ?についてお話します。
Escape Penangはペナン島にある、園内にアスレチック、クライミング タワー、ジップライン、プール、ウォータースライダーなど子供だけでなく大人も楽しめるアトラクションを備えたテーマパークです。
ジェットコースターなどの乗り物などはないので、サンウェイラグーンやレゴランドと比べると自分が色々身体を動かして楽しむ、そんなテーマパークになっています。
園内は大きく、アスレチックゾーンとプールゾーンに分かれており(入口は一緒なので料金は何をやっても一緒)、プール系のアトラクションをするときは水着に着替えて楽しみます。
↓マップの上部が主にアスレチックゾーン、下部がプールゾーンです。(ただし、上部右側に世界最長のウォータースライダーがあります)
子供をもつ親御さんにとっては、年齢制限や身長制限によって全然遊べなかったとならないかが一番気になる点かと思いますが、上のマップのLedendに年齢制限については記載があります。
それぞれのアトラクションの内容と詳細の制限(年齢制限・身長制限・体重制限)は、公式ページに一覧がありましたのでそちらをみて確認してみてください。
概ねですが、4歳以上で身長120cmあればほぼ全てのアトラクションができ、120cm以下でも4歳以上であればある程度ハードなもの以外は楽しめるというイメージでよいかと思います。(※ただし子供だけではできず親同伴が必要なものも含まれています。)
どんなアトラクションがあるかは、私たち家族が楽しんだアトラクションについての以下の記事をご確認ください。
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Escape Penang の訪問記②(挑戦したアトラクションのご紹介)
DSKさんEscape Penang訪問記①では全体の概要、行き方、用意するものなどをレポートしました。 Escape Penang訪問記②では、私たち家族が実際に楽しんだアトラクションをいくつかご紹 ...
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Escape Penangに行くには?
アクセス・行き方
●ペナン島内
Escape Penangはペナン島の北西部、ペナン国際空港から38キロ、車で約1時間以上掛かるとても辺鄙なところにあります。
どうしてこんな所につくったのだろうという場所ですが、近くにはビーチ沿いに綺麗なリゾートホテルなどもあり、ペナンの中心部(ジョージタウン付近)からも車で30~40分なので、ペナン島に何日か宿泊するのであれば、一日を使ってここ楽しむという来訪の方法かと思います。(KLから日帰りもできると思いますが、お薦めしません!)
私どもはこのEscape Penangが旅の目的だったこともあり、ここから車で10分ほどにある綺麗なホテルリゾート「Angsana Teluk Bahang, Penang」に宿泊しましたが、リーズナブルな上、綺麗なホテルで大満足でした。
●クアラルンプールからペナン島まで
クアラルンプールからペナン島には車でもこれます(橋を渡って島に渡れます)が、合計4時間近く掛かるとのことで、私たちは飛行機でペナン国際空港まで飛び、空港からGrabに乗るという手段を選びました。
クアラルンプールからペナン島までは1時間足らずで、マレーシア航空で往復1人6,000~10,000円、エアーアジアで往復1人3,000円~9,000円程度で行けてしまいます。
マレーシア航空100%出資の格安航空会社ファイヤフライがスバン空港からも飛んでいるので、そちらの近くにお住まいの方はスバン空港から行けばより短時間での移動も可能です。
入場方法(チケット情報)
チケットは当日カウンターでも買えますが、事前購入すると早く買えば買うほど割引が利くのでおススメです。
また、KLOOKなどでもチケットは割引で買えますが、公式サイトから買うのが最も安かったです。3歳以下、61歳以上(支払いをする人と一緒であれば)は無料になっています。
公式サイトで支払いをすませると、当日入場までに顔写真の登録が必要になります。
スマートフォンなどで撮影するものですので、当日までに忘れずに登録しましょう。(登録することで入場口で顔認証で入場できる仕組みです)
顔認証については公式ページに↓の動画がありました。こちら見ておくとスムーズに入場できるかと思います。
入場後の設備
入場したら、まずはロッカーを確保しましょう。入場口の正面にロッカールームがあります。
このロッカーの裏手に着替え場所・シャワーもあるので、男性・女性でわかれています。左手が女性、右手が男性です。
ロッカーは1日RM10で何度も出し入れ可能です。言語、英語を選んで、画面の指示に従って、空いているロッカーを選び、PINコード(暗証番号)を入れれば、後は支払いするだけです。(色が4つ程表示されて1つを選んだ気もします。これも暗証番号の一環なのでPINコードとともに何色を選んだか覚えておいてください)
支払はクレジットカード/デビットカードでタッチ決済でした。現金は使えなかったと思うのでカードを用意しましょう。
アスレチックをするのであれば、必要なもの以外は全てロッカーにおいて動ける格好でいきましょう。特に靴はスニーカー・運動靴などでいくことをお薦めします。
また、園内でドリンク買ったりするのであればカードと現金は持参ですが、ハーネスつけたりもするのでポケットにあまり大きいお財布を入れたりはやめた方が良いと思います。
日焼け止めと虫よけスプレーをするならこのタイミングです。
アスレチックは森林の中にあり、我が家の場合前日雨だったこともあり、蚊が沢山いました。
(ロッカー向かいにあるショップでバームの虫よけスプレーは買えました。確かRM25だったかと思います。)
もしプールに行くのであれば、水着に着替えて移動です。プールまで砂地を少し歩くのと、ウォータースライダー類はサンダルだと脱ぐ必要が出てくるので、ウォーターシューズを持参し履いていくことをお勧めします。
Escape Penang行くに当たって知っておくべきこと。
持参するもの
- クレジットカード: ロッカーの利用時に必要。
- スニーカー・運動靴: アスレチックが本格的なので必須。
- 虫よけスプレー: アスレチックやプールサイドでランチ時にあると良い。
- 日焼け止め: アスレチックは比較的日陰で不要かも。プールでは必須。
- 水着: プールは基本、水着でないとダメとのこと(洋服だと滑らないからかもしれません)
- ウオーターシューズ: ウォータースライダーを滑る時、ウォーターシューズなら脱がなくてよい。サンダルなどは階段の手前で脱ぐ必要あり。慣れているものを持参すると良い。
- タオル: 最後にシャワー浴びて帰りましょう。アスレチックも汗だくになります。
- 着替え: 汗だくになるので着替えの持参を推奨します。
食事・レストラン
項目を作っておきながらすみません、我が家は園内にA&Wしか見つけられず、娘がお腹減っていたこともあり、他も探さずそこで食べました。
ただ、殆ど選択できるメニューもなくホットドックとポテトとボトルの水をセットで頼み、それを流し込んだ感じです。
これを食べるエリアは砂地の上に簡易のテーブルとイス、パラソルのみ設置されたスペースで蚊も飛び交い、
以前ジョホールバルにレゴランドに行っていた我が家としては、「もう少しレゴランドぐらいちゃんと整備して欲しいよね」という感想でした。
食べもの買うところは簡単には見つからなかったので、もう少し数を増やし、見つけ易くしてほしいなと思いました。
ちなみに、外部フードや飲み物の持ち込みは禁止されていますが、そこはマレーシア、入場時の荷物チェックなどは一切なかったので、子供たちが食べれるものを持参しても良いかもしれないです。
閉園時間/撤退時間
さて、最後に困った点ですが、ついつい子供たちのペースに流されて我が家は、18時の閉園時間ぎりぎりまでしっかり遊んでしまいました。
最後まで遊んでしまうと、まずシャワー/着替えスペースが混雑します。それぞれが個室スペースになっているため、シャワーを浴びて全ての洋服を着替えて出てくるのに1人当たり10分から15分ほど出てきません。
男性側でも30か所ほどの個室シャワーがあるものの、全てのシャワー室前に1列、2列の待ちが発生して大変でした。これを考えると17時50分頃にはシャワー室に行くなど先読みした行動が必要でした。
帰る手段
そうなると、当然ですが、帰りのGrabも中々拾えません。。辺鄙な土地にあるので閉園時間に帰ろうとする人の台数が近くにいるわけもなく、、、Grabを大人3人のスマホでフルサーチしてもアプリがくるくる回るだけで全く捕まりません。
そんなとき、怪しい人が近づいてきました。白タクです。
「どこにいきたいんだい」と聞いてきて、絶対こういうのには騙されないぞと「大丈夫です。間に合ってます。」と追い返しました。
丁度その時(既に20分くらいが経過したころ)、アプリが反応し、なんとかGrabを捕まえることができました。
心に余裕ができた私は今後のため(というか安ければ使おうかと)、白タクにホテルを伝えて値段を聞いてみました。
すると、なんとびっくりGrabよりほんの少し高いかどうかぐらいの値段でした。
なんだか悪態をついてしまったことに嫌悪感を覚えつつ、Grabがもう近くまで来ていたので、Grabに乗り込みホテルまでの帰途につきました。
ということで、ここで学習したこととしては、マレーシアはあまりぼったくりもいないので、白タクを使うという選択肢も排除すべきでない(ただしちゃんと事前に値段確認などはする)、ということでした。遊び疲れている上で30分以上も出口で待ったことでホテル戻った時には子供たちはご飯食べれないほどにぐったりでしたので。
もしくは先ほど同様、少し早めの撤収をお薦めします!
以上の通り、今回はEscape Penang訪問記①をお届けしました。続きのEscape Penang訪問記②では、それぞれのアクティビティについて深堀してレポートしておりますので、是非みてくださいませ♪