海外での新生活を始めることが決まった時、何を海外に持参し何を日本に残していくか迷いますよね。
それぞれ赴任なのか、留学なのか、はたまた母子での教育移住なのか、個々の状況は違いますが、しっかり準備をして必要なものを持参することは、移住先での生活の快適さに直接影響します。
私は2023年の初夏に家族3名でマレーシアに移住しました(日本の家は全て引き払いました)が、ここでは必ず持参すべきお金・パスポート・ビザやスマホ・貴重品・衣類などの持ち物を除き、それ以外で特に私が実際に持参して良かったと感じたアイテムをランキング形式で紹介します。(一応持参した持ち物全リストも後半に掲載しております)
これらは新しい環境下での生活の質を向上し、様々なストレスを軽減するのに大変役立つため、これから海外移住を計画されている方に是非読んで頂けたらと思います。
1位~5位(持参必須/優先度の高いもの)
1位:パーソナルケア用品、化粧品
海外移住する際、肌に直接触れるシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、頭髪料、歯磨き粉などのパーソナルケア用品や化粧品は非常に重要です。移住したら現地で購入すればよいと考えがちですが、海外(特にアジア)の製品は、日本ブランドや海外有名ブランドだとしても日本で販売される製品に比べて品質が落ちることがあり、最初は(現地で良いものを見つけるまでは)慣れ親しんだ製品を持参・使用することで快適さを保つことができます。
私の場合、マレーシアにきてほぼ一年経ってますがシャンプー、リンスについては現地のものをトライしていますが、未だにこれだというものに巡り会えておらず、物足りなさを感じながら仕方なく使っています。整髪料や歯磨き粉は日本で多めに買ってきたものを使っております。
また異なる水質(マレーシアは硬水で、少し濁った水がでることもあり心配になります。)や気候(強い日差しや暑さ、一方で極度の冷房)で肌トラブルも起こりがちですが、慣れ親しんだ製品を使用することで、そのリスクを最小限に抑えることも可能です。このため、初期の不安定な時期には、これまで自身が使い慣れたお気に入りのアイテムを持参することを強くお勧めします。
2位:食品、お菓子
新しい環境に慣れるのは精神的にも肉体的にも疲れるため、パーソナルケア用品とともに慣れ親しんだ食品やお菓子などは大きな心の支えとなります。
マレーシアでは(思ったよりも)多くの日本食品が手に入りますが、同じブランドでも品質が低く味が違ったり(キット〇ット、ポッ〇ー、コアラの〇ーチなどは、日本と比較して美味しくないです)、欲しい商品が見つからない場合があります。
また移住直後は体調を壊すことも多く、そんなときに外食せずに食べられ、味がわかっているものを食べれるとほっとします。そのため、特に初期の段階ではお気に入りのカレールー、パスタソース、調味料、ふりかけ、ティーパック、スナックなどを持参し、心地よいひとときを確保することが重要です。
3位:国外運転免許証
マレーシアではGRABが便利ですが、それでも自身の運転で移動できるかどうかで生活の質が大きく変わります。
これは私の主観ですが移住前に聞いていたマレーシアの運転マナーの悪さは、実際にはそれほど酷くなく、加えて、移住直後が買い物にいったり物を運んだりで車が必要になるので、すぐに運転できるように国外運転免許を取得しておくことは有効です。
(※国外運転免許証は、出国前に運転免許更新センター、運転免許試験場、指定警察署に行けば1日で取得できます)
日本人の場合にはマレーシア入国後に現地の免許へのコンバート手続きが可能ですが、大使館に行った後現地の交通局に何度も訪問が必要になるなど煩雑で時間がかかるため、国外運転免許証があると助かります。
(ご参考まで、私の場合にはコンバート手続きに取り掛かってから手元にマレーシアの免許を受け取るまでに約4か月掛かりました。)
4位:旅行保険の付いたクレジットカード
移住初期に体調を崩すことは珍しくなく、特に海外での医療費は非常に高額です。我が家も娘が体調不良時に、家族特約が含まれる自動付帯の旅行保険がついたクレジットカードがあったことで医療費を気にすることなく病院に行くことができました。
クレジットカードに付帯する旅行保険は自動付帯と利用付帯の2つがあり、加えて家族特約があるものとないものがあります。それらをしっかりと移住前に確認し、準備しておくことが非常に重要です。完全移住する方は、日本に住所や勤務先、所得がないことで移住後に日本のクレジットカードを作ることが難しくなる場合もあるため、移住前の手続きをお勧めします。
5位:電子書籍リーダー
重くてかさばる本を大量に持って行くのは現実的ではありません。特に日本から最新の書籍を読みたい場合、電子書籍リーダーは非常に便利です。我が家では移住を機に、残しておきたい本を全てデジタル化(段ボールに詰めて送るとデジタル化してくれる業者に依頼しました)し、不要なものは全て処分しました。
これにより、新しい場所でもスペースを取らずに、好きな時に好きな本を読むことができるようになりました。koboやkindleなど軽量で持ち運びも便利な電子書籍リーダーを使うことで、読書生活が格段に豊かになります。
6位~10位(その他持参して重宝したもの)
6位:趣味・運動グッズ
新しい環境での生活では、趣味を続けることが精神的な安定に非常に重要です。我が家では、家族全員のテニスラケット、トライアスロンバイク、子供の楽器、ゴルフバッグ、キックボード、スケートボードなどを持参しました。
これらは現地でも購入できますが、特に初めての町ではどこで必要なアイテムが手に入るのかわからないため、探すのに時間がかかって趣味が中断してしまうこともあり、できる限りこれまで使用していたものを持参することをお勧めします。
7位:英語参考書&子供の学習書
子供の教育を継続するためには、日本から教科書やドリルを持ってくることが重要です。海外にきて現地校やインターナショナルスクールで学ぶとはいえ、日本人なら日本の基礎的なことは知っていてほしいと思うのが親心と思います。
大人の場合も、新しい環境でのコミュニケーションを支えたり英語力向上のためには、英語参考書が役立ちます。現地の書店にて日本のドリル・参考書・英語参考書などを購入することも可能ですが、価格が約1.5倍以上になることが多く、買ってあげたくてもどんどん買うのは憚られる状況になります。また種類も少なく子供に合った学習材料を見つけることも難しいです。
※ただ子供のドリルや参考書については、ばらばらと買うのは一貫性もないので、我が家では最終的に海外に来てからチャレンジタッチを契約し、それで日本語や日本の学習内容、文化などを学ぶことにしました。
8位:お酒
マレーシアはイスラム国家であり、お酒は非常に高価です。特にビールは日本と同等かそれ以上、焼酎、梅酒、ウイスキーは価格が2倍から3倍となっており、お酒を楽しむためには、日本から持ち込むととても経済的です。
飛行機での持ち込みの場合、一人当たり1リットルまで無料で持ち込み可能なため、家族が3人いれば合計3リットルのお酒を持ち込むことができます。
これにより、新しい国でも慣れ親しんだ味を楽しんでリラックスでき、お酒が高すぎるという不満を少し解消できるようになります。また相手がイスラム教の方でなければ、ホームパーティやBBQに招待を受けた際にお土産で持って行くのも喜ばれます。
9位:プリンター・スキャナー
移住初期は特に様々な申請や届出が必要となりますが、PDFをメールで受け取ったりWebからダウンロードしたものに自身で記入して提出するケースが多くあり、プリンターやスキャナーがあるとそれらの作業がスムーズになります。
当然現地でも購入できますが、新しい土地でプリンターやスキャナーを購入するのは機能面や価格面で迷うことが多く、また購入しても操作に慣れるのに手間が掛かるため、慣れ親しんだ機器があるととても便利です。
我が家ではプリンターとスキャナーを船便で持ってきて非常に重宝しました。
ただ持参した同機種のプリンターがマレーシアでは販売されていない場合もあるため、インクカートリッジについては予備を沢山持参することをお勧めします。
10位:薬
クアラルンプールでは空気が悪く喉を傷めることも多いため、風邪薬や胃腸薬、整腸剤、トローチ、アレルギー鼻炎薬などを持参して重宝しました。
現地のクリニックでも薬は入手可能ですが、保険に入っていないと予想外に高い金額を請求されることもあり、金額が高いことを気にしてクリニックに気軽にいかない場合、慣れた薬があると安心です。特に急な体調不良に対応するため、日本にて自身が使用したことのある薬を持参することが重要です。
持参品一覧表(全リスト)
以下に私たち家族3人が実際に持参した物リストを掲載します。
これらの物品をヤマトの海外引越(船便)の段ボール70箱、引っ越し時の飛行機にて大スーツケース3つ+小スーツケース+段ボール2つ+自転車(BOXに梱包)、で持ち込みました。
我が家はマレーシアに長期で住むことを前提として荷物を持参しました。
日本の住居は完全に引き払い、冬に欧州にいったり日本に一時帰国することも想定して冬服も必要なものは全てもってきており、他の方と比べても大量となっているかと思います。あくまで参考として頂けたらと思います。
まとめ
海外での生活は多くの挑戦を伴いますが、適切な準備を行うことでこれらの挑戦を乗り越え、快適な生活を送ることができます。
今回紹介したアイテムは、私が実際に経験し、大いに役立ったものです。
これから海外生活を始める方々にとって、この情報が参考になれば幸いです。
どうぞ新しい環境での冒険を存分に楽しんでください。